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食と農でつながるニュース

農を学び成果/高校生

2018.01.17

・函館大妻高校 地元の米で創作料理 

【新はこだて】函館市の函館大妻高校は12月中旬、「函館育ちふっくりんこ創作料理発表会」を同校で開いた。食物健康科の1年生40人が田植えから収穫、脱穀、精米、調理までの米作りを学ぶ食育授業の集大成。生産者や渡島農業改良普及センター職員、JA新はこだて職員ら23人に創作料理を振る舞った。

発表会では池田延己校長に続き、生徒代表が「田植えや稲刈りなどを通し農家さんの苦労を体験できた。感謝を込め、米をメインにした創作料理を作った」とあいさつした。

生徒は8班に分かれ、「函館育ちふっくりんこ」を使った創作料理を考案。各班の代表者が、料理のこだわりや工夫した点を説明した。参加者は、各班の料理を試食しながら、見た目やおいしさなどを審査した。優勝は、ご飯の上に酒蒸ししたブリを載せ、熱いだし汁を掛けて食べる「ひつまぶりぶり」。口に含んだ時にユズの風味が香る「ゆず香るふっくりーモン」が準優勝した。

生徒に水田を提供した白戸昭司さんは「皆さんと田植え、稲刈りをして私も元気をもらった。勉強を重ね、社会に出ても今回の経験を生かしてほしい」と激励した。

・倶知安農業高校 HACCP講習修了

【ようてい】後志管内の倶知安農業高校は12月中旬、HACCP(危害分析重要管理点)専門講習会を受講した生産科学科生産・加工コースの3年生20人に、倶知安町の同校で修了証書交付式を行った。

同校は生産・加工コースの生徒が、食品製造関係の仕事に就くことが多いことから、食品衛生の専門的知識を学び、衛生管理意識の向上を目的に、昨年度からHACCP導入に関する専門講習会を開いてきた。今年は2〜12月に11回行った。

同コースでは地場産「男爵薯」を使ったパウンドケーキを実習で製造・販売。昨年は北海道が主催する「HACCPに基づく衛生管理導入評価事業」を道内農業高校で初めて申請し、最高評価のA評価を受けた。

同校はHACCPに基づく衛生管理を学習することは、後志地域の食品産業に寄与するとして、今後も継続して授業に取り入れていく方針だ。 

・東藻琴高校 情報発信力を高める

オホーツク管内大空町の東藻琴高校は21日、「ヤフーとの連携によるデジタル人材育成プログラム」の成果発表会を開いた。2015年から道とヤフーが、経済活性化に向けて結んだ包括連携協定の一環。インターネットでウインナーソーセージなどを販売してきた体験を通じ、学んだことなどを発表した。

発表会には全校生徒56人が参加。集客方法や商品撮影、説明文章やウェブサイトの作成など、学んだノウハウを1、2年生32人が販売品目ごとに発表した。各部門でマーケティング成績が優秀だった班を表彰した。ヤフーマーケティングソリューションカンパニーエリア・オンライン営業本部の福山広樹本部長は「情報革命が導く、新たな世界」と題して講演。「若い人の学力とは、知識の量でなく自ら学び自ら考える力。皆さんが地域を知り、その魅力をインターネットでどう発信していくかが重要」と話した。3年生の井上優士さんは「1年生の時は言われた通り作業を進めたが、2年生では自ら学んで行動できた。3年間学び成長できたと思う」と振り返った。  

掲載日:2017/12/26(火) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道