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冷凍剥きエダマメ 家庭向け9月販売要望受け少量パック 六次産業化・地産地消法 事業計画に認定/JA中札内村

2016.08.12

十勝管内JA中札内村は、一般消費者向け「冷凍剥(む)きエダマメ」の販売に乗り出す。これまでは学校給食と業務向けに1キロ、500グラム容量で販売していた。今年度は作付面積を大幅に増やすことから、新たな需要に対応。220グラム容量を9月から販売する。開発・販売事業について、「六次産業化・地産地消法」に基づく総合化事業計画に認定された。

これまでは業務用だけだったため、主婦らからは「もっと少量のパックで販売してほしい」という要望も出ていた。ただ生産量の限界もあり、仕向けることができなかった。今年度は作付面積も増やすことから、一般消費者向け冷凍剥きエダマメの開発に取り組むことにした。パッケージも一新し、9月1日から販売する予定だ。価格は未定。

まずは地元から売り込もうと、直売所や帯広市のスーパーなどでの販売を計画している。

JAは組合員の経営安定のため、畑作物輪作体系の中に高収益作物であるエダマメを導入。生産・加工・販売に積極的に取り組み、全国有数のエダマメ産地に成長した。

今年は昨年より総作付面積を220ヘクタール増やして725ヘクタール(うち同JAは625ヘクタール)とした。エダマメなどを冷凍加工する第2工場は、現在建設中で今月末に完成予定だ。

14日に北海道農政事務所が同JAで認定証を授与した。橋本尚文地方参事官(帯広地域担当)は「今回の取り組みで中札内村エダマメの知名度を高め、消費と売り上げの増加による組合員の所得向上や地域の雇用創出を期待する」と述べた。JA中札内村の山本勝博組合長は「今後とも精いっぱい努力して全国の消費者の期待に応えたい」と述べた。

同法に基づく事業計画に認定されると、無利子融資の特例適用や加工・販売施設などの整備に対する補助などのメリットがある。

掲載日:2016/07/20(水) 掲載元:日本農業新聞 朝刊 掲載面:ワイド1北海道