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迫力満点の牛舎を見学 JAさっぽろ牧場に小学生招待 /JAさっぽろ

2018.11.22

石狩管内JAさっぽろ厚別統括支店は9月下旬、ホルスタイン550頭を飼育する小林牧場(江別市)に札幌市の信濃小学校2年生105人を招いた。同牧場の生乳を使った製品を扱う、新札幌乳業の担当者らから、生乳が牛乳などの製品になるまでを学んだ。
 児童らは同牧場の小林智行専務から、「牛は大きな体をしているけれど、とても臆病。びっくりすると暴れたり乳を出さなくなることもある」と聞き、静かに牛舎に足を踏み入れた。柵から顔を出して牧草を食べる牛と児童の距離が近く、迫力満点の観察となった。 牧場見学後は同支店に移動して新札幌乳業の授業をした。小林牧場の生乳で製造した「のむヨーグルト」が振る舞われ、児童からは「おいしい、もっと飲みたい」と好評だった。授業では「牛舎には何頭くらいの牛がいたのか」「のむヨーグルトはどうやって作るの」などの質問もあった。

牧場見学はJAが組合員や地域とのつながり強化を目指す「1統括支店1協同活動」の一環で同支店では今年で2回目。JAと同校が連携し小林牧場と新札幌乳業が協力した。
 小林牧場は2011年からバイオガスプラントを稼働させ、牛舎から排出するふん尿を集め、バイオガス、液肥、繊維質の資材に分離。バイオガスは発電設備の燃料、液肥は牧草などの畑の土づくりの養分、繊維質の資材は再生敷料として利用する。自家発電ができたため、北海道地震でも大きな被害は免れたという。

掲載日:2018/10/03(水)日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道