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子ども食堂へ食材/ワーカーズコープと連携/北海道・JAあさひかわ

2019.11.14

北海道旭川市のJAあさひかわは、農産物直売所の食品ロスを減らそうと、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)連合会センター事業団北海道事業本部と連携。子ども食堂に農産物を提供している。10日には新米500キロを贈った。JAは食材の有効活用の他、地産地消や子どもの食農教育などにもつなげる考え。

JAでは農産物直売所の売れ残りなどが課題で、8月から市内11カ所にある子ども食堂の運営を支援する同本部から注文を受け、農産物の提供を開始。ピーマンやネギ、ホウレンソウなど17品目を提供している。食品ロスが減り、子ども食堂も食材が安定して入手できるなど、互いにメリットが生まれている。

今回の贈呈は、子どもに地元のおいしい新米を食べてもらおうと実施した。JAの島山守穂組合長が特別栽培の「ゆめぴりか」や北海道独自のクリーン認証制度「YES!clean(イエスクリーン)」で育てた「ななつぼし」を同本部の今井一貴事務局次長に手渡した。今井事務局次長は「主食を贈っていただき大変ありがたい。子ども食堂で有効に活用したい」と感謝した。

JAでは今後、食材の支援だけでなく、女性農業者と子どもが地元食材を使った料理を作るなどのイベントにも取り組む考え。島山組合長は「今後も地域活動・食農教育の一端を担っていきたい」と意気込みを語った。

同連合会によると、今回の連携は全国的に珍しい規模の大きさで行われているという。「今後も、同様の取り組みを全国のJAと進めていきたい」と意欲を示す。

2019/10/11(金)  掲載元:日本農業新聞 朝刊 JA