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北海道・JA中札内村青年部 村や企業も巻き込み食育活動

2020.03.17

北海道のJA中札内村青年部では、2002年より食育活動として、子ども農業体験事業を行っていた。しかし、マンネリ化で生産現場への関心が薄れていることに危機感を抱いていた。

新たな取り組みとして、2017年より村や計測器メーカーのタニタなどと共に「七色献立プロジェクト」を開始。子ども向けだけでなく、親や村の住人まで巻き込んだ食育活動を開始した。

親子食育体験教室では、収穫体験に加え、村から27品もの食材を調達して調理を行うことで地域の生産者と消費者をつなぐ役割を果たした。冬まつり会場でもブースを出展し、食に関するクイズなど出して、食の大切さをはじめ農業の重要性やJA、青年部活動への関心を広めた。

地域の大人が共に子どもを育てる試みは高く評価され、文部科学大臣表彰を受賞した。食の大切さや農業の重要性を知らない「食育難民」が出ないよう、地域密着型の食育に取り組みたいと話した。

全国大会への出場が決まったことを受け、一緒に食育活動を行ってきた村や学校の関係者からも祝福を受けた。全国大会当日には青年部の盟友が東京まで応援に来てくれる予定だ。JA青年部は創立70周年を迎えた。この節目を飾れるよう、練習に励み頑張りたい。

掲載日:2020/02/18(火) 日本農業新聞 朝刊 特集1