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北海道・JAひがし宗谷 こども園に酪農の魅力お届け

2020.03.17

北海道のJAひがし宗谷女性部フレッシュミズのメンバーは、酪農家の妻や酪農ヘルパーなど全員が酪農に関わっています。こども園での食農教育など、地元の人たちに酪農の魅力を伝える活動に力を入れています。

メンバーは20~40代の10人。酪農家の妻や、従業員、酪農ヘルパーの妻たちです。結婚や就職で地域外から移り住んできた人も多く、地域での仲間づくりの場にもなっています。

特に力を入れているのが食農教育です。毎年、冬場に地元のこども園を訪れます。内容はメンバーで話し合って決めます。絵本の読み聞かせや紙芝居の上演、クイズなどで、酪農の仕事や牛乳について伝えます。実際に飼料やミルカーを持ち込んだこともあります。

こども園の園児が卒園して小学校3年生になると、青年部の食農教育で実際に農場を訪れます。JAは「フレミズの教えが基礎となって、その先につながっていくと、こども園などから好評だ」と話します。

地元住民にも広く酪農をPRします。メンバーが描いた牛の絵に子どもたちに塗り絵をしてもらい、Aコープの飲食コーナーに展示しています。

フレミズメンバーが牛や作業風景を撮影し、写真展を開いたこともあります。女性部がこれまで作っていた牛乳蒸しパンを受け継いで、JAのイベントで販売もしました。

代表を務める杉山愛美さん(29)は2015年、夫とIターン就農してフレミズに入りました。「地域には漁業者が多く、酪農を知らない子もいる。管内には穏やかな気質の人が多いせいか、牛も穏やかで伸び伸びしている。地元の酪農の魅力を伝えていきたい」と話します。

掲載日:2020/02/24(月) 日本農業新聞 朝刊 くらし