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新型コロナ禍/支援の輪広がる JA新はこだてほか

2020.07.17

渡島管内のJA新はこだて八雲基幹支店は5月26日、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う牛乳や乳製品の需要減を受け、消費拡大運動の一環として、八雲町と長万部町の福祉施設などに牛乳1200パック (1パック 200ミリリットル)を無償提供した。

八雲町の社会福祉法人「立栄会ケアハウスひまわり・なのはな」の他、両町の学童保育所と福祉施設の計26カ所に提供。同社会福祉法人では出口光仁支店長が岩村容道施設長に手渡し、入所者と職員に配布された。

出口支店長は「JAとして消費拡大に向けた活動ができ、提供先からは喜びの声を頂けた。互いに実りのある取り組みになった」と話した。

同支店は6月、ヨーグルト1248個(1個90グラム)も無償提供する。(新はこだて)/岩村施設長(左)に牛乳を手渡す出口支店長(八雲町で)/健康につなげて 北見赤十字病院にJAきたみらい/ 【きたみらい】オホーツク管内のJAきたみらいは5月25日、北見市の北見赤十字病院に牛乳・乳製品を寄贈した。

商業施設の休業や休校による学校給食の停止、インバウンド(訪日外国人)需要の減退で乳製品全般の消費が落ち込んでおり、消費拡大と医療従事者の体調管理の後押しとして贈った。

JA管内の生乳を使用した「きたみらい牛乳」900本と森永乳業の飲むヨーグルト約1650本。

同病院の荒川穣二院長は「多くの人が外出を自粛したおかげで終息に向かっている。大切なのは心を一つにして取り組むことだと思う。関係機関と一体となり、コロナ対策に取り組んでいきたい」と話した。

JAの西川孝範組合長は「北見市では、クラスターの発生もあったが、医療従事者の皆さんのおかげで、いち早く落ち着いた。乳製品を飲んでもらい、皆さんの健康につなげてほしい」と話した。

今後は順次、農水省の「プラスワンプロジェクト」を推進し、地域を応援するため、JA管内の小中学校と市内の介護老人保健施設33カ所に「きたみらい牛乳」や牛乳贈答券を贈る予定だ。/荒川院長(右)に乳製品を贈る西川組合長(北見市で)/マスクなど贈呈 厚生病院によつ葉乳業/ よつ葉乳業は5月29日、JA北海道厚生連の6厚生病院にマスク5万枚、消毒用アルコール製剤400リットル、「よつ葉ミルク紅茶」(200ミリリットル)2400個を贈呈した。

札幌市の札幌厚生病院で贈呈式が開かれ、同社の畑山昭典取締役管理統括部長が「新型コロナウイルスの感染防止や地域医療に尽力していることに感謝と敬意を表したい」と話し、同病院の髭修平院長に目録を手渡した。

マスクと消毒用アルコールは同社でも使用しており、不足している病院で役立ててもらう。髭院長は「貴重な資材で大切に使いたい。ミルク紅茶を飲んで力をつけたい」と感謝した。

佐藤沙織病棟科長は「マスクや消毒液があると、私たちも安心して働くことができる。皆さんの心遣いを励みにしたい」と話した。

掲載日:2020/ 06/ 01(月) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道