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食と農でつながるニュース

児童・園児に地元野菜の魅力伝える JAしずない青年部

2020.09.15

日高管内のJAしずない青年部は7月下旬の2日間、新ひだか町の小学校、保育園に、地元特産ミニトマト「太陽の瞳」とホウレンソウを無償で提供した。新型コロナウイルスの感染拡大の影響でイベントなどが中止になる中、青年部として「地元の子どもらに何かしてあげられることはないか」と考え、野菜による支援を企画した。同青年部は毎年、町内の小学校で食育出前授業を実施してきた。しかし新型コロナの影響で中止となったことから、食育の一環として実施した。

同町内の小学校3校と保育園2カ所に、地元特産ミニトマト「太陽の瞳」2044個とホウレンソウ84束(1束200グラム)を提供した。さらに、ミニトマトの生育から収穫までの流れ、JA選果施設内の機械処理の流れが理解できる動画と、青年部員による児童らへのメッセージポスターを作成。デジタルデータで配布した。

小学校では校長や教頭らが出迎え、「児童らの教育に生かせるよう、地元野菜を見て食べて学ぶことを目的に授業で取り上げたい」などと話し、お礼を述べた。保育所では青年部員を体育館に招き、園児約70人が贈呈式を行った。園児らはシンガーソングライター・阿部卓馬さんの静内産ミニトマトの曲「太陽の瞳」をダンスで披露した。

青年部員らは農繁期だったが、食農教育の教材にとの思いで部員同士で協力し、動画を作成するなど準備に時間を費やした。青年部員は「野菜一つでここまで喜んでもらえるとは思わなかった。農業者としてうれしい」と話した。

同青年部の福岡駿弥部長は「コロナ禍でも子どもらとつながりが持ててよかった。今後も青年部としてできることを考えて、活動していきたい」と意気込みを語った。(しずない)

2020/ 08/ 11(火) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道