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食と農 大切さ伝えたい 道産農産物 おいしさ実感 北海道コンサドーレ札幌 小野 伸二選手に聞く

2017.02.22

JAグループ北海道とともに、サッカー教室や食育活動、農業体験などの活動に取り組む「北海道コンサドーレ札幌」。昨年はJ2で優勝し、今年はJ1での活躍が期待されている。チームの中心選手の一人で、食農活動にも参加する小野伸二選手に、北海道の食や農への思い、農業体験の価値や意義などを聞いた。

農作業を体験 大人にも貴重

農業体験「コンサ・土・農園(コンサ・ド・ファーム)」では、参加者と一緒にジャガイモの植え付けを体験した。農業体験を通じて、生産者の皆さんが手間をかけて作っていることを知れば、食べ物を大切にしようという心が芽生えると思う。農畜産物ができるまでの過程がどれだけ大変なことかを感じることで、より一層、愛情を持てるし、食の大切さを感じるのではないか。

食育や農業体験は知らなかったことを学べる機会であり、子どもだけでなく、大人にとっても必要だ。子どもと大人のコミュニケーションが広がり、知らない人とのつながりもできる。農業体験の機会を提供するJAグループの活動は、すごく大事なことだと感じる。

体つくる食事 生産者に感謝

普段の食事では、自分が食べたいものを食べつつ、バランスの良い食事を心掛けている。食は体をつくり、エネルギーの基となるのでとても大事。道産農産物ではジャガイモとかが好き。アスパラガスやトウモロコシも甘さがあって、すごくおいしい。北海道産は違うと、そのおいしさを食べるたびに感じている。

生産者の方は農作物に愛情を注ぎながら、消費者に笑顔になってほしいという思いを込めながら生産している。生産者のおかげで、これだけおいしい農産物を食べられる。おいしい農産物を作ってくれる生産者に感謝の気持ちを持つことが大事。北海道に住まれている550万人の方々は、既に感じていると思う。

白熱の試合をサポーターに

サッカー選手はサッカーだけできればいいわけではなく、人間としてもよい人間であり、芯の強さを持ち続けていくことが必要だ。農業体験は人として必要なことを学ぶことができる機会。サッカーと農業体験を合わせた活動ができるのもコンサドーレならではだと思う。これからもサッカー教室や農業体験などの活動を広めていきたい。

今年からはJ1で戦うことになる。J1での試合はサポーターも楽しみに来てもらえると思うので、毎試合白熱した試合を見せられるように全力で頑張っていきたい。

<おの・しんじ> 1998年に浦和レッズに入団。その後、オランダ、ドイツ、オーストラリアなどの海外チームでも活躍。2014年から北海道コンサドーレ札幌。元日本代表。多くの国際大会でも活躍している。

掲載日:2017/01/09(月) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道