JAグループ北海道

食と農でつながるニュース

新ラーメン産学で実現 きょうとあす披露 接客もタッグ 中標津農高生徒が発案

2017.03.22

根室管内中標津農業高校の農産加工研究班チームは11、12の両日、同管内中標津町の飲食店と連携し、創作ラーメンをお披露目する。豚骨や鮭節(さけぶし)、昆布など身近な食材を使ったスープは、地産地消にこだわった。「北海道に新しいラーメンを作りたい」という生徒の思いが、町内店と連携して実現したことで、産学協同のモデルにもなると期待される。

同校に協力したのは、同町のラーメン店・シレトコ麺’sダイニング叶旬(かしゅん)。徹底した地場産へのこだわりが、同店の経営方針に共鳴した。同店の南口未優希さんは「生徒と一緒に地域素材を生かし、卒業までに完成させたかった」と話す。

同校で食品製造などを学ぶ、食品ビジネス科の農産加工研究班13人は、地元食材を活用した製品開発に挑戦。「考案メニユーが地域に定着してほしい」と昨年4月、「NSBno.3で地域活性化」プロジェクトチームを立ち上げた。

NSBは三つのチームを意味し、NはNoodle(麺類)、SはSweets(菓子)、BはBread(パン)の頭文字を取った。ラーメンはNチームが取り組んだ。

同チームが考案したのは塩豚骨ラーメン。同町産ミルキーポークの豚骨、同管内羅臼町産の羅臼昆布、標津町、羅臼町で製造する鮭節をスープに使う。そのレシピを叶旬が再現した。塩豚骨の他、しょうゆとみその3種類のラーメンを2日間提供する。

生徒らは仕込みの準備や接客トレーニングなどを学び、当日に臨む。ラーメンは1杯980円。

掲載日:2017/02/11(土) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道