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就農や雇用につなげたい 北大生に酪農体験 JA阿寒青年部が受け入れ

2016.05.20

釧路管内JA阿寒青年部は3月29日から3日間、北海道大学の学生がつくる酪農サークル「にとべこ」を初めて受け入れた。学生は19~23歳で、女性5人を含む9人が参加した。同青年部員5人の牧場で搾乳や餌やりなどを体験。同青年部の鈴木真悟部長は「新規就農や雇用確保につなげるために、定期的に交流を深めたい」と語った。

「にとべこ」は同大学の前身、札幌農学校にゆかりのある新渡戸稲造氏の「にと」に牛を表す「べこ」を合わせた造語。同大学の農学部で学ぶ國本英樹さん(4年生)が名付けて、昨年9月にサークルを立ち上げた。酪農に興味を持つ学生二十数人が集まった。

同青年部の浅野達彦副部長が同大学の卒業生だったことが、同サークルを受け入れるきっかけをつくった。

体験で学生らは「稼げる牛づくり」「牛をかわいがる」など牧場の経営方針を学んだ。30日には9人が、JA組合員の(有)仁成ファームウィングフィールドを訪れ、60頭の搾乳が20分ほどで終わるロータリーパーラーシステムを見学した。

初めて体験した輿水千幸さん(1年生)は「とても大きな牧場だったので、農機や餌などの支出と収入のやりくりがどうなっているのか気に掛かった」と感想を話していた。

掲載日:2016/04/04(月) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道