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生産者×コンビニ タッグ組む 地元野菜“地元”に提供/芽室町

2017.07.20

十勝管内芽室町の生産者グループが、地元のコンビニエンスストアで野菜販売を始めた。同町の生産者が昨年設立した「なまら十勝野」のメンバーが野菜を提供。同町にあるセブン—イレブン全3店舗で始めた。地元の新鮮野菜を地元の人に手軽に食べてほしいという思いが一致。来店者は「手軽に地元の新鮮な野菜が買えてとても良い」と好評だ。

「なまら十勝野」は次世代につながる農業を目指し、現在15戸で組織する。地元産を販売するようになったきっかけは、地元の人に「地元野菜を買えるところが少ないと言われた」と小山勉代表は振り返る。昨年から町の中心部で、野菜直売マルシェを始めたが、気軽に訪れることができる場所としてコンビニを選んだ。小山代表は「地元の人にわれわれの野菜をたくさん食べてもらえるとうれしい。コンビニは気軽に来られる場所として最適だ」と期待を寄せる。

芽室東4条2丁目店の黒田卓裕オーナーは、かねてから「地元の農畜産物を地元の人が、なかなか買えない状況をなくしたい」と考えていた。「新鮮な野菜を手頃な価格で、芽室町の皆さんに食べてほしい」と意気込む。「販売状況や消費者の反応は生産者にとっても有効な情報。将来は一緒に加工品も手掛けたい」と話す。

陳列棚にはバレイショ「キタアカリ」「メークイン」「インカのめざめ」、ゴボウ、ハクサイ、レタス、山ワサビ、アスパラガスなどが並んだ。

来店した同町の小寺加奈恵さん(31)は、「越冬インカのめざめ」を購入した。「コンビニは気軽さ、手軽さがある。ここで地元の新鮮な野菜が買えるという取り組みは良い。これからも利用したい」と語った。

掲載日:2017/06/02(金) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道