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黒大豆味噌商品化/旭川農高、JAあさひかわ

2017.07.20

旭川市内の旭川農業高校、JAあさひかわ、いとげん味噌(みそ)工房が共同開発した新商品「黒大豆味噌」が完成した。同校食品科学科微生物班黒大豆チームが、2014年から地元、永山地区で生産する黒大豆に着目。プロジェクトを進めてきた。6月上旬、JAあさひかわ農産物直売所あさがお永山店で、完成発表会を開いた。 同チームはプロジェクトで、発酵食品の普及とともに、豆の皮が切れたものなど、規格外豆の付加価値向上を目指し活動。「黒大豆味噌」「黒大豆醤油(しょうゆ)」「黒大豆酢」を試作し、みそを商品化した。黒大豆独特の色を熟成の変化で調整した他、皮の処理などに1年以上の歳月を経て、15年10月にみその試作品が完成した。

試作品は同JAに依頼し、ホクレン農業総合研究所で成分分析を実施。同校産の「白大豆味噌」と比較し、カロリーは1割カット、抗酸化成分ポリフェノールは1.5倍の含有量を確認した。

今年4月には、いとげん味噌工房が加わり、プロジェクト会議を重ねて「黒大豆味噌」250キロを完成させ、市販化に至った。微生物班7人のリーダー・梅原小花さん(17)は「食味分析の結果も自信になった。こくとうま味が特徴。旭川市で生産した黒大豆が、市民に愛され、地産地消につながってほしい」と期待する。

価格は810円(500グラム入り)。同JA農産物直売所あさがお永山店・神楽店の他、いとげん味噌工房で販売される。問い合わせは同工房、(電)0166(73)5466。

掲載日:2017/06/17(土) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道