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首都圏の学生に十勝産PR 食材提供 ファン拡大

2016.05.20

十勝総合振興局は、首都圏の大学や調理師専門学校に十勝産の農産物を提供し、地域の認知度を高める事業に取り組んでいる。昨年度に初めて実施し、好評を得た。今年度も首都圏の学校を対象に引き続き行い、学生らに「十勝」を印象づけたい考えだ。

「首都圏十勝『食』ファン拡大推進事業」と題して、昨年12月から今年2月に取り組んだ。東京都内の大学1校と調理師専門学校3校に、バレイショやナガイモを無償で提供。学食や調理実習に使ってもらった。

これまで首都圏ではイベントで農産物の試食を配るなどのPRをしてきたが、今回は学生らに対象を絞った。地域の認知度を高め、農産物の販売促進だけでなく観光や移住などのきっかけにもしたい考えだ。

学生らへのアンケートでは好意的な回答が多数を占めた。三つの専門学校では「将来十勝産食材を選びたい」とする回答がいずれも9割を超えた。大学では、十勝への訪問について尋ねたところ「訪れたい」とする回答が97%に上った。

一方、「近くでは十勝産食材を購入できない」という声があったことは課題の一つという。振興局は「十勝産を求める消費者の声が高まれば、首都圏での流通増につながる」(とかち「食・観・連」推進室)と期待する。

掲載日:2016/04/14(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道