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札幌伝統野菜「サッポロミドリ」児童種まき/JAさっぽろ

2017.07.20

石狩管内JAさっぽろは、札幌市で古くから栽培されている「札幌伝統野菜」の普及・PRに力を入れている。児童の農業体験などでも栽培し、農業理解と共に伝統野菜を知ってもらうきっかけになっている。6月中旬、同JA東経済センターが出前授業で小学校に出向き、伝統野菜のエダマメ「サッポロミドリ」を紹介、児童が種まきを体験した。

「サッポロミドリ」は、雪印種苗が開発を進め、1974年に種苗登録された同市発祥のエダマメ。鮮やかな緑色で実入りが良く、甘味があるのが特徴。生産者は同市清田区と南区の10戸ほどで、今年は約1・5トンの出荷を見込む。昨年から試験的に清田区の一部の小学校の学校給食にも使用されている。

出前授業は食育推進を目的に同社と連携し、昨年から始めた。今年は清田区の平岡公園小学校、厚別区のもみじの丘小学校に出向いた。

出前授業では、児童が「サッポロミドリ」の歴史や特徴、種から芽が出る条件などを学んだ後、1人10粒の種が配られ、全員で校内の畑に植えた。児童は「エダマメが好きだから収穫が楽しみ」と笑顔で話した。

講師を務めた同社の原子恵一さんは「夏休み明けには収穫できる。みんなに成長の様子を観察してほしい。芽が出た日と小さな花が咲いた日を後で教えてください」と呼び掛けた。

札幌伝統野菜は、「サッポロミドリ」と「札幌大球」(キャベツ)、「札幌黄」(タマネギ)、「札幌大長ナンバン」「札幌白ゴボウ」の五つ。

その他、児童の農業体験や地域との絆づくりを目的に開く、「1統括支店・1協同活動」の一環で、白石統括支店は東札幌小学校の児童を対象に「サッポロミドリ」を、北札幌統括支店では、丘珠小学校と連携し、児童と「札幌黄」を定植した。今後、収穫体験も開く予定だ。

掲載日:2017/06/30(金) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道