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児童養護施設など支援10年 交流の手紙100通超す 会長自ら直筆返事/JAグループ北海道

2016.05.20

JAグループ北海道が道内の児童養護施設などへの支援を始めて、10年を迎えた。2006年に札幌市内の施設へ札幌交響楽団のコンサートのチケットを贈って以来、支援先や活動の幅を広げ、農業体験など食と農の大切さを伝える活動にも発展してきた。子どもたちからJA北海道中央会の飛田稔章会長に届いた感謝の手紙をきっかけに、手紙での交流も続き、届いた手紙は100通以上になる。

同楽団のコンサートとサッカーチーム・北海道コンサドーレ札幌の試合に毎年、子どもたちを招待する他、食農教育にも取り組む。自立を控えた高校生らへの料理教室や、児童が農業を学ぶイベントを開催。「大豆の学校」では、大豆を植えてから豆腐を作るまでを体験した。

支援を受けた子どもたちからは、飛田会長への感謝の手紙が届く。「サッカーが好き。すごいプレーが見られてうれしかった」「料理が作れるか不安だったが自信がついた」といった感想がつづられている。

飛田会長は自ら返事を書きたいと申し出て、7年前から手紙をやりとりする。直筆の手紙は施設に飾られ、施設を訪れると親しみを込め、「会長さん」と声を掛けられるようになったという。

飛田会長は「子どもたちの素直な気持ちが手紙に表れている。できる限り返事を差し上げたい」と話し、「施設には毎年新しい子が入ってくる。みんな元気で頑張ってほしい」と激励する。

掲載日:2016/04/18(月) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:JA