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酪農もっと知って 職業選択に“農業”期待 釧路公立大学で学生に講座/JA阿寒青年部

2017.09.01

釧路管内JA阿寒青年部は10日、釧路公立大学で酪農講座を開いた。経済学を学ぶ1年生ら330人を前に、地元の基幹産業である酪農と地域経済の関わりや、JAの役割、乳牛の特徴などを講義した。8月22日に同青年部が行う「見て!触れて!実感する!」酪農体験イベントへの参加も呼び掛けた。

同青年部は釧路市で経済を学ぶ学生に、酪農にまつわる話をしたいと同大学に意向を伝え、昨年に続き同講座の開講が実現した。これまでも地元小学校で酪農と食育に関する出前講座を開催。児童がハンバーガー作りに挑戦するなど、食と農への関心を高めてもらう活動に取り組んでいる。

同大学経済学部の神野照敏教授は、地元に密着した大学として、現代経済学入門を学ぶ学生らに「高校での履修内容と大学で学ぶこととのギャップを解消させたい」と、講座を受け入れた狙いを語った。

同大学の講堂に集まった学生らは、青年部員が生産した生乳をよつ葉乳業根釧工場が製品化した「よつ葉北海道根釧牛乳“産地限定”」を試飲しながら、JAの役目や牛についての説明に聞き入った。

講座では1日に搾る牛乳は多くて50キロ。1キロの牛乳の単価が100円とすると、5000円の売り上げになることや、牛の排せつ物の量は大人60人分に相当するなど分かりやすく紹介した。

同青年部の大友裕介部長は「在学中に農業の楽しさや産業としての位置付けを学び、就業の選択肢に農業も加えてほしい」と学生らに期待を寄せていた。

掲載日:2017/07/13(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道