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農体験でファンづくり バスツアー 生×消 結ぶ/農協観光北海道

2017.09.01

農協観光北海道は今年度から、道の「新北海道らしい食育推進事業」を活用した、「農林漁業体験日帰りバスツアー」を始めた。消費者が産地に出向き、農産物の収穫や調理・加工などを体験してもらい、農林漁業への理解を深めてもらう。JAグループ北海道がJA道大会で決議した、「550万人サポーターづくり」につなげるのが目的。来年3月まで生産者と連携し、ミニトマトやリンゴの収穫など、多様なメニューで、消費者と産地を結ぶ、懸け橋の役割を果たしていく。

農協観光北海道が生産者、JA、野菜ソムリエなどに呼び掛け、体験メニューを設定。農林漁業、産地のファンづくりを進める。

ツアーは札幌市からバスで産地に向かう。料金は大人で3000〜4000円程度。内容は野菜の収穫や試食、料理教室、郷土の祭り見学など盛りだくさん。1日で農業・農村を満喫できる。7月からスタートしており、来年3月まで約50コースを設定する予定だ。

すでに実施したハスカップやサクランボの収穫、ウニの殻むきなどのコースでは、定員30人に約80人の応募があった。バスの中では、食育や現地農業の概要なども紹介した。アンケートには「地元の味を堪能できた」「農業について勉強になった」といった回答があり、生産者も「食や農業を知ってもらう良い機会」と手応えを感じている。

農協観光北海道では、ツアーに協力する生産者も募りながら、産地の特色を生かした、魅力あるツアーを計画する考えだ。8月にはトマトの収穫、9月には精進料理の調理体験などを実施する。

農協観光北海道統括事業部の植田誠部長は「北海道の食と農、地方の素晴らしさを知ってもらい、生産者と消費者の距離を縮め、北海道農業のファンを増やしたい」と期待を寄せる。

ツアーの詳しい内容は農協観光札幌支店、(電)011(222)1151。

掲載日:2017/07/31(月) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道