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酪農ヘルパーに理解を 学生招き 就業体験/オホーツク利用組合連絡協

2017.09.20

酪農ヘルパー職員の円滑な確保を目指すオホーツク酪農ヘルパー利用組合連絡協議会などは21〜26の6日間、関東や関西の動物専門学校の学生13人を招き、酪農ヘルパー就業を体験する「酪農ヘルパー学生インターンシップ事業」を開いている。期間中、学生は搾乳の体験や施設を視察。酪農やヘルパーへの理解を深めてもらい、将来の人材確保につなげる考えだ。

受け入れたのは、管内16組合のうち、オホーツク管内の雄武町やオコッぺ、はまなすなど9組合。

学生はヘルパー職員に同行して酪農家で搾乳や清掃、給餌、除ふんなどの就業体験をする他、佐呂間町にあるホクレン家畜市場など管内の酪農関連施設を視察。地域観光も行い、オホーツクの大地を存分に味わってもらう。

湧別町酪農ヘルパー利用組合では22日、同組合の久保隆幸組合長が、神戸動植物環境専門学校から参加した2人をレークランド久保牧場で開く、地元小学校の農業体験食育授業や、衛生検査をする公共育成牧場などに案内した。

神奈川県厚木市から訪れた中川眞人さん(20)は「来年の就職先を酪農ヘルパーや観光牧場の従業員を視野に入れ考えている。今回の経験を含め決めたい」と話した。兵庫県加古川市の下村祥平さん(19)は「北海道も含め、酪農ヘルパーに興味がある。雇用環境などの情報を集め、決定したい」と意欲を示した。

久保組合長は「農業人フェアなどに出向き、職員確保に苦労している。以前より待遇などは良くなっているので将来、新規就農も含め、ぜひ来てほしい。酪農家には、貴重な酪農ヘルパーのことを理解して応援してほしい」と期待する。

掲載日:2017/08/24(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道