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道産小麦使いパン製造 地域活性化めざす/JA道央×敷島製パン 江別市に商業施設

2017.10.24

石狩管内JA道央と敷島製パン(名古屋市)は、地場産小麦の消費拡大と地域農業の活性化を進める商業施設「ゆめちからテラス(仮称)」を、江別市野幌地区に来年オープンする。敷島製パンのブランド「Pasco」による道産小麦を使用したパン製造・販売に加え、地域の生産者が運営する「のっぽろやさい直売所」をこれまでの1.5倍に拡大する。7日には建設予定地で安全祈願祭を行った。

JAと道産を中心に国産小麦の取り扱いを拡大する敷島製パンは、パンやパスタに使用する超強力の秋まき小麦「ゆめちから」を使った新しい価値の創造を求め、昨年9月に共同プロジェクトを始動し、協議を重ねてきた。新施設はJA道央の子会社「ジャンス」が建物の施主、敷島製パンがテナント部分の施主となり、来年5月中旬から6月上旬に開業する予定だ。

敷島製パンは既に札幌市手稲区に「Pasco」ブランドを販売する「夢パン工房」を出店しており、道内で2店目となる。安全祈願祭で盛田淳夫社長は「国産小麦を日本に根付かせるには、北海道の力が不可欠。その北海道での活動を強固なものにしていくためにも、この地で2号店を展開し発展させたい」と述べた。

JAの松尾道義組合長も「ゆめちからに懸ける双方の思いは高まっている。この新施設でPascoと直売所が、消費者に末永く愛されることを願っている」と強調した。

掲載日:2017/09/14(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1海道