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青年部が応援 生徒 収穫の秋

2017.11.20

白花豆 調理実習に活用 オホーツク農協青年部協

オホーツク農協青年部協議会は6日、北見市の北見藤女子高校の校庭内白花豆栽培圃場(ほじょう)で、第3弾となる女子高生と若手農業者がコラボレーションする収穫体験授業を開いた。同校の1年生73人が参加。同協議会の米森弘会長ら役員5人が指導した。

若い世代に農業や食への理解を深めてもらう他、オホーツク管内の農産物の消費拡大につなげるのが狙い。連携事業の第1弾では座学と竹立て作業の出前授業、第2弾は学園祭で地元産小麦を使ったパンなどを共同販売した。

同校は5月下旬、白花豆を播種(はしゅ)して栽培。生徒らは、つるから莢(さや)を切り離す班と莢から豆を取り出す班に分かれ、役員に確認しながら選別し、収穫を楽しんだ。白花豆は来月の調理実習でグラタンとコロッケの食材にする予定だ。

石澤優七さん(16)は「豆を取り出すのは初めて。楽しかった。調理実習でソフトクリームを作って食べてみたい」と笑顔で話した。

米森会長は「播種から収穫までを通して年に1回しか栽培できないことを分かってほしい。国内産農産物を大切にすることを多くの人に伝えてほしい」と期待を寄せた。

3年目の取り組みで小麦、バレイショ、豆を栽培。来年の輪作体系では、てん菜を作付けする考えだ。

食育授業の豆実る JA帯広かわにし

十勝管内JA帯広かわにし青年部は今年から、帯広市立川西中学校で植え付けから収穫までの「食育授業」を進めている。同校の創立70周年記念事業がきっかけ。有塚利一部長をはじめ、青年部には同校の能戸貴英校長の教え子がおり、中学時代から続く絆が原動力となった。6日には5月に播種(はしゅ)した豆類を収穫した。

青年部役員ら7人が訪れ、1年生24人に作業の手順を説明し、小豆、白大豆、黒大豆を鎌で刈った。小豆と白大豆は脱穀後、青年部が用意した「唐箕(とうみ)」で莢(さや)やほこりなどを除いた。黒大豆はもう少し乾燥させるために仁王積みした。

収穫した桐山奈斗さん(12)は「手作業は手際の良さと力が必要と改めて知った。青年部の方も応援してくれたが、自分たちでたくさん収穫でき満足」と述べた。

青年部として植え付けから収穫まで一貫した「食育授業」に取り組んだのは初めて。有塚部長は「農業の大変さやつらさ、そして醍醐味(だいごみ)を味わってもらえれば」と話す。生徒には「収穫はその結果が経営と生活に直結する最も大切な仕事」と呼び掛けた。

収穫した豆類は11月26日に行われる創立70周年記念式典用に「豆アート」と「ドン菓子」作りに使う予定。今後、生徒会が中心となり青年部が支援して進めていく。

掲載日:2017/10/12(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2海道