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平さん(JA新得町)代表に 災害負けず学給提供/十勝地区農青協青年部大会

2017.12.15

十勝管内24JA青年部で組織する十勝地区農協青年部協議会は27日、帯広市で「第42回JA十勝青年部大会」を開いた。12月7、8日に札幌市で開かれる「全道JA青年部活動実績発表大会」代表には、JA新得町青年部の平一真さん(26)が発表した「食育と地産地消のかたち 学校給食プロジェクト『Sランチ』」が選ばれた。

「紡ぐ 豊かな農を守り未来へ」をテーマに掲げた大会には、部員650人が参加した。

村田辰徳会長は「昨年の大きな被害を乗り越え、前を向こうという会員の声をテーマに設定した。仲間だけでなく消費者との思いも丁寧に紡ぎ、大きなつながりを作り後世に引き継いでいきたい」とあいさつした。

十勝総合振興局の梶田敏博局長は「先人がつくり上げた基盤に立ち、皆さんは100年後の十勝農業の礎をつくろうとしている。未来に向け仲間と時代に応える十勝農業を作る力になってほしい」とエールを送った。

十勝地区JA青年部活動実績発表大会は、6青年部が発表した。

JA新得町青年部は「子どもらが自分の住む町で何が作られているのかをほとんど知らない」ことを実感。昨年から「学校給食プロジェクト」を始めたことを報告した。「ALL新得産」の食材を使った「Sランチ」を企画したが、昨年の台風被害で実現できなかった。今年は生徒や教諭からも好評を得た。平さんは「今後は月1回の提供や町民も味わえる企画を計画したい」と述べた。

分科会の畜産経営部会では、農水省生産局畜産部牛乳乳製品課の本田光広乳製品調整官が「新たな加工原料乳生産者補給金制度」「日欧EPA(経済連携協定)の影響」について説明した。参加者からは「EUはどれほど輸出に回せる量があるのか」「(EPAの)生産者にとってのメリットは」「国は乳製品の輸出に対してどれほど力を入れるのか」などの質問が出た。

掲載日:2017/ 11/ 30(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道