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農業は地域貢献 元アナウンサー・林さん著書出版 道内6次化事例を紹介

2018.02.22

元SТVアナウンサーで、慶應義塾大学大学院特任教授として農村と都市の共生をテーマにゼミを持つ林美香子さんは、著書『農村で楽しもう』(安曇出版)を出版した。6次産業化や地産地消などを通じて地域再生に力を注ぐ道内4カ所の農家や、府県の農家を取り上げた。

後志管内ニセコ町にある高橋牧場の高橋守社長と妻の真弓さんには、酪農一本からソフトクリームなど乳製品の生産・製造・販売を手掛ける「ミルク工房」を設立した経緯などを聞いてまとめた。十勝産小麦100%のパン作りにこだわる帯広市の「満寿屋商店」の杉山雅則社長も紹介。同社は今後、全国向けのブランド「十勝パン」作りにも言及した。

1997年に後志管内真狩村で開業した農家レストランの老舗「マッカリーナ」では、シェフらを取材し、人気の秘密を聞いた。根室市の伊藤牧場では自然景観と文化遺産を歩いて訪ねるフットパスの取り組みを聞いた。

林さんは「農業を続けることが地域社会への貢献にもつながる。取り上げた事例を参考にして、自らの農業経営に生かしてもらえたら」と話す。四六判、160ページ、1600円(税別)、道内主要書店などで扱う。(石狩中央)

掲載日:2018/01/27(土) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道