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すずらん和牛で大地の恵み給食 JAおとふけ、JA木野が協力

2018.04.27

十勝管内音更町は「大地の恵み給食」として、JAおとふけ、JA木野の協力を得て毎月、季節ごとの地元農畜産物を献立に取り入れた「おとぷけ給食」を提供している。地元の食材と旬を知ってもらい、生産者への感謝と郷土への関心を深めてもらうのが狙い。2月には3年ぶりに地元産「音更町すずらん和牛」を使った「すき焼き丼」を提供。生産者による出前授業も行った。

出前授業は音更町和牛生産改良組合肥育部会の生産者らが、音更小学校で行った。同部会は黒毛和牛を肥育までの一貫経営する8戸で構成。3年生91人を前に、JAおとふけ畜産課の佐瀬幸一課長が、黒毛和牛が食卓に上るまでを説明した。児童らは「白黒の牛とどう違うのか」「どれくらい餌を食べるの」「病気の牛はどれくらい出るのか」などと質問し、葛巻信也部会長が答えた。

同町には小学校13校と中学校5校の計18校があり、十勝管内で唯一、自校給食を行っている。

給食は小野信次町長の他、同JAの笠井安弘組合長、JA木野の清都善章組合長らも一緒に給食を食べた。

3年生の山田和生君は「すずらん和牛は知っていたが初めて食べた。とても軟らかくておいしい。これからも食べたい」と話した。小野町長は「どんなに素晴らしいものを作っても、地元の人たちに愛されなければならない。子どもには町の気候風土が風味を育んでいることを学び、将来、町を離れてもおいしさを思い出してほしい」と語る。

掲載日:2018/03/13(火) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道