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南米産穀物キヌア 特産化めざせ 試食会で味わい確認 けんぶち農業ブランド化推進協、生産普及組合

2018.04.27

上川管内剣淵町のけんぶち農業ブランド化推進協議会とキヌア生産普及組合は、キヌアのブランド化を目指し、3年前から栽培に取り組んでいる。将来的には一般販売と合わせ、学校給食や病院、介護施設への提供も目指す。2月下旬にはキヌアを主食材にした料理や菓子などの試食会を、剣淵町健康福祉総合センターで開催。新たな特産品開発に向け意見を交わした。

キヌアは、ゴマに似た南米原産の穀物。道内では、同町だけで栽培している。試食会では16品が出された。

料理研究家の東海林明子さん(札幌在住)は、雪の下キャベツとのコロッケやホウレンソウのエスニックサラダ、金時豆のディップ、タラとジャガイモのバスク風スープなどを料理した。

同町のお菓子作り販売グループ「トイ・トイ・トイ~けんぶちからのおくりもの」は、キヌアのクッキーやチュイールなどを作った。社会福祉法人「剣渕北斗会」の栄養士は、キヌア入りおこげの中華あんかけ、同協議会はキヌア茶などを出した。

早坂純夫町長やJA北ひびき、商工会などから約50人が出席し、試食と合わせてアンケートに協力した。参加者は「どの料理もおいしかったが、中でもキヌアとキャベツのコロッケと、エスニックサラダはとてもおいしかった」と話した。また、東海林さんがキヌアの炊き方や料理方法を紹介した。

同普及組合の高橋朋一代表は「ゼロからスタートし、今年やっと種まきから収穫まで機械で作業できるめどが付いた。害虫防除など課題はたくさんあるが、生産者と関係機関が一体になって剣淵町の特産品になるよう頑張っていきたい」と報告した。

掲載日:2018/03/09(金)  掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道