JAグループ北海道

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「アプリ活用」集客増 施設訪問するとポイント/JAグループ北海道

2018.05.22

JAグループ北海道は、スマートフォン向けアプリを活用してJAのPRや農産物直売所の集客などに効果を上げている。各地のJAや、JA北海道中央会・各連合会がイベントなどでアプリの利用を促進。運用開始から1年7カ月でダウンロード数1万5000を突破した。JA関連施設などを訪問するとポイントがもらえるラリー企画が好評で、グループ全体でのPRが軌道に乗っている。

・ダウンロード数1万5000突破 ラリー企画 好評

 JAグループ北海道は、2015年に開いた北海道大会決議の一つに、道民に農業やJAを応援してもらう「550万人のサポーターづくり」を掲げる。アプリの活用はその一環で、16年7月に始めた。

アプリの名は「JA2MP(ジェイエイジャンプ)」。機能の柱は、JA関連施設などを訪れてポイントをためる「チェックインスポットラリー」。ためたポイントで、農産物が当たる抽選に応募できる。この他、JAの直売所などの情報もアプリから受け取れる。

オホーツク地方や根室・釧路地方では、JAの組合長会がPR活動を支援。アプリをダウンロードした人にJAなどが贈る農産物や加工品の代金を一部助成し、地域の自主的な取り組みを活発にした。

助成を受けたJAなどは、収穫祭などのイベントで普及コーナーを設置。根室と釧路は6会場で約440件、オホーツクは13会場で約220件がダウンロードされた。

中央会や連合会は、札幌圏を中心にPR活動を展開。食育などで連携するサッカーJ1・北海道コンサドーレ札幌の試合会場にブースを出展し、来場者にダウンロードを呼び掛けた。

オホーツク地方のJA斜里町は、ラリーでポイントがたまる訪問先として30件を登録。JA職員が農産物の取引先などに協力を依頼し、JAの施設だけでなく地元の飲食店や宿泊施設を加えた。

JA管内の訪問件数は、人口が集中する札幌周辺に次いで多い。担当者は「アプリを通じ、もっと多くの情報を発信していきたい」(審査企画課)と話す。

JA北海道中央会は、「初めは中央会を中心に札幌で普及していたが、各地の取り組みが加速度的に広がっている」(共通広報課)と手応えを感じている。

掲載日:2018/04/16(月) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:JA中面