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道産小麦 拡大へ 商業施設 5月オープン こだわり製品販売 JA道央×敷島製パンがタッグ

2018.05.22

石狩管内JA道央と敷島製パン(名古屋市)が協力して江別市にオープンする商業施設「ゆめちからテラス」で24日、5月のオープンを前に竣工(しゅんこう)式が開かれた。道内2店舗目となる同社の直営パン店「夢パン工房」やパン工場、地元産農畜産物を販売する「のっぽろ野菜直売所」などを併設。生産振興に注力してきた小麦「ゆめちから」の加工などを通じ、農畜産物の消費拡大や、地域農業の活性化を狙う。

「ゆめちから」はパン・中華麺用のニーズが高い。同JAは2016年から、同社と共同プロジェクトを展開している。17年から「ゆめちからテラス」の建設を始めた。地産地消の拠点として、JA道央産小麦を主体に使ったパンをはじめ、地元産農畜産物を販売し、需要開拓にもつなげる考え。

JA子会社「ジャンス」が建物の施主で、同社がテナント部分の施主となる。施設には敷島製パンのブランド「Pasco」の製造設備や「夢パン工房」「のっぽろ野菜直売所」、道産生乳を使ったソフトクリーム店「プチキッチンOgiOgi」を併設する。延べ面積は2450平方メートル。直売所とソフトクリーム店が5月5日からプレオープンし、「夢パン工房」は同月25日にオープンする。

竣工式で、同社の盛田淳夫社長は「北海道にこだわった製品作りを通して、地域に貢献したい」と抱負を述べた。同JAの松尾道義組合長は、「ゆめちから」の生産振興に関する経緯を説明した。「多くの人の支援があってできた『ゆめちから』を消費者に評価してほしい。引き続き、事業にまい進していく」と意気込みを述べた。式には、関係者ら78人が参加した。

掲載日:2018/04/25(水) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道