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農村と都市つなぐ新手法 料理教室の生徒と交流 特産品開発で助言も 北海道ファームズ JA青年部員 札幌に出向く

2016.07.21

札幌市で道産加工品の商品開発や販売を手掛ける店「北海道ファームズ」は、農村と都市をつなぐ新たな交流事業を6月から始めた。その第1弾が17日、店内で開かれ、空知管内JAピンネの青年部浦臼支部6人と、札幌市内在住の20、30代女性6人が参加して料理を作りながら交流を深めた。今後もこうした出会いの場づくりの他、特産品開発にも挑戦していく。

代表の辻村英樹さん(48)は農家へのコンサルティング業務を10年以上続けてきた中小企業診断士で、2年前にその人脈を生かして中央区円山地区に同店を立ち上げた。昨年11月には店舗内を使い、野菜ソムリエで料理研究家の大澄かほるさんが主宰する料理教室も開いた。

その教室に食や農業に関心のある若い女性が通っていることを知った辻村代表は、JA青年部員と教室の生徒との料理作りを通じた交流会を企画し、今回は生徒とその友人の6人が参加した。青年部員と女性らはペアになって近くのスーパーに食材を買いに行ったり、ハンバーグを一緒に作ったりした。

青年部浦臼支部の古橋和也さん(28)は「アットホームな雰囲気で新鮮な企画内容でした」と笑顔を見せ、同行したJA営農推進課の鈴木寛章さんも「支部では昨年、女性を招いた収穫体験を現地で開いたが札幌に出向くのは初めて。みんな楽しそうでよかった」と手応えを感じていた。

辻村代表は道内の他JA青年部や生産者から希望があれば、今後も料理教室に通う女性や友人との交流の場を設けていく。また今後は交流の中から都市部に住む女性たちの意見も取り入れた特産品の開発にもつなげていきたい考えだ。

辻村代表は「加工品を売るだけでなく人と人をつなげる懸け橋となり、さらには農村地域を活性化できるような特産品開発ができれば」と話している。

問い合わせなどは辻村代表、(電)090(1646)4580。

掲載日:2016/06/25(土)  掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道