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食育リーダー増やせ 岩見沢農高生に講義 健康つくる食を指導/空知振興局

2018.07.24

岩見沢市の岩見沢農業高校は、生徒が農家民泊で農業への理解を深め、地域の魅力を発信する活動を進めている。同校生徒は市内の小学生に農業を教える「食農塾」を開いており、同塾の食育活動をより発展させるのが狙い。空知総合振興局が支援し、生徒を対象に食育の講義を行った。

「食農塾」は、米作りや食品の加工、命の大切さを教え、食や農業の大切さを知ってもらうのが目的。今年も4月に開講し水稲の播種(はしゅ)を実施。今月3日には塾生と家族が水田で田植えを体験した。2016年からは、生徒自ら農家に滞在して農作業を体験。体験を生かして食育を実践している。

6月中旬には「食事と運動と健康について」をテーマに同振興局が講義した。生活の基盤となる食事と運動との関係や、朝食の大切さ、食塩の摂取量などについてそれぞれ説明。また、栄養バランスの取り方やスポーツ栄養学などについても指導した。同振興局は、地域農業の魅力を発信する人材育成に向け、こうした活動を支援している。今後は、空知の魅力についての講義やグリーン・ツーリズムの経験、食育フォーラムでの体験発表が予定されている。支援は「空知の次世代食育リーダー育成事業」の一環。

「食農塾」の指導を担当する同校の松本賢教諭は「生徒らが『食農塾』でカリキュラムを主導する事で、企画力や指導力を身に付けてきている。この経験を職業選択する参考にしてほしい」と期待を語った。

掲載日:2018/06/22(金) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道