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“乳和食”でもっと健康 キッチンカーで授業/酪農学園大学道乳業教会などと連携

2018.08.31

 江別市の酪農学園大学は12日、牛乳を使った乳和食の普及を図るため、北海道乳業協会と業務用厨房(ちゅうぼう)機器販売「ホシザキ北海道」の協力を得て、キッチンカーで乳和食を作る授業を同大学で行った。乳和食料理を通じ、牛乳の消費拡大も図る考えだ。

 乳和食は、みそやしょうゆなどに牛乳を加えることで、食材の特徴を損なわずに食塩やだしを減らす調理法。健康寿命を延ばす効果が期待されている。

 同協会は4年前から、セミナーや料理講習会を開き、レシピを開発するなどして乳和食の普及に取り組んでいる。同大学食物利用学研究室の宮崎早花講師も普及活動を行っており、今回は「全国初の試み」(宮崎講師)として、同社のキッチンカーで乳和食の実演を企画した。

 キッチンカーはスチームコンベクションオーブン(スチコン)を備え、1台で揚げたり、焼いたり、煮たりするなどの加熱調理ができる。今回のメニューは、乳清ごはんとサバのミルクみそ煮、ミルク卯の花、カボチャのミルクそぼろ煮の4品。

 同協会乳和食推進リーダーの登坂ゆいさんが、家庭での作り方を説明。ホシザキ北海道の担当者が、スチコンを使って約70人分を調理して、集まった学生が試食した。

 宮崎講師は「キッチンカーを利用した方法を学び、乳和食への理解を深めてほしい。管理栄養士を目指している学生も多く、乳和食の普及につながれば」と話す。登坂さんは「乳和食は減塩効果とカルシウムの補給ができる」と強調した。

掲載日:2018/07/16(月) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道