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学校給食に手応え地元産小麦のパン好評/JAオホーツク網走

2016.08.12

網走市は今年度から、JAオホーツク網走産小麦「春よ恋」を100%使ったパンを学校給食に提供し始めた。JAが6月中旬に開いた学校関係者との意見交換会で実施状況の説明があり、パンは好評で給食での食べ残しが減ったなどの効果が報告された。

意見交換会は、網走市教育委員会の管理栄養士と網走市、大空町の小・中学校給食担当管理栄養士を招いて網走市で開いた。JA販売企画室の職員や学校給食担当管理栄養士ら12人が参加した。

JA管内で生産している農畜産物は安全で安心できる食材であることと、地元でおいしい農産物がたくさんあることに理解を深めてもらえば食育にもつながるとアピールするのが狙い。昨年に続き2年目。

同市は小学校9校、中学校6校があり合計約3150人。地元産小麦を使ったパンは、週2回提供する。

同市農政課は2月に、地元産小麦を学校給食で使えないかと教育委員会に申し入れ、給食の食材納品関係機関と調整し、4月から実現した。パン製造業者も以前から地元産小麦を使い商品化している。

6月29日の給食でも地元産小麦を使ったパンを提供。網走市立中央小学校で5年生の遠藤実央さん(10)は「しっとりとしているけど、食べてみたら、ふわふわ感がありおいしい」と笑顔で話した。教諭は「以前のパンは、ジャムなどと一緒に食べたが、今はパンだけでもおいしい。ほとんど残さない」と説明した。

教育委員会の山岸菜緒管理栄養士は「地元食材の納入ルートの道を広く開いてもらい積極的に利用していきたい」と歓迎する。

JA販売企画室の臼井英樹室長は「地元の農畜産物を子どものときから食べてもらい、なれ親しんでおいしさを分かってほしい」と地産地消に期待を込めた。

掲載日:2016/07/01(金) 掲載元:日本農業新聞 朝刊 掲載面:ワイド2北海道