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「中札内えだ豆」 地域団体商標に登録/JA中札内村

2018.11.01

「中札内村えだ豆」が「地域団体商標」に登録された。十勝管内JA中札内村が昨年の7月に出願していた。地域団体商標は特許庁が地域名と商品(サービス)名からなる「地域の名物」を登録するもの。管内では12件目で7JA目となる。同JAの山本勝博組合長は、「ブランド力と販売力の強化につながる」と登録を喜び期待を寄せる。

中札内村とその周辺地域産のゆでて冷凍したエダマメ29種類が指定商品となる。同JAは「中札内村えだ豆」のブランド化に向け、さまざまな取り組みを行ってきた。

安全・安心に向け(1)農薬飛散防止のために圃場(ほじょう)の周囲にえん麦を栽培(2)収穫前・加工処理施設の受け入れ・製品出荷の3段階にわたる農薬残留検査(3)「食品衛生責任者」の資格を加工処理施設に従事する正職員全員が取得(4)2011年、道内のJA施設で最初の「北海道HACCP(危害分析重要管理点)自主衛生管理認証」を取得──に取り組んできた。ISO22000の取得も目指している。

適期収穫のために播種(はしゅ)期間を広げ、収穫期間を分散させる。高品質な製品作りのため、収穫と工場稼働を一体化させ、収穫・輸送時間を短縮。収穫から3時間以内に冷凍処理して、食味低下を防止している。

販売強化にも力を注いできた。36都道府県の学校給食に提供。国内スーパーなど440社と契約している。08年から海外にも展開し、6カ国・地域に輸出している。現在、欧州2カ国を新たな輸出先として検討している。

山本組合長は「小さなJAから国内、海外に発信しようとすると、こうした『認証』取得は極めて重要」と話す。さらに「ブランド力、販売力の強化につながる」と期待する。

掲載日:2018/09/19(水) 日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道