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販路拡大めざし「短角弁当」試食/根室振興局

2019.01.30

 根室振興局は11月29日、「地産地消弁当試食会」を根室市で行った。同市明郷地区で6次産業化に取り組む、明郷伊藤☆牧場が創作した「短角和牛そぼろ・しぐれ煮弁当」を試食しようと、歯舞漁協や消費者協会、栄養士会などから12人が参加。提案や改善点などを話し合った。

 北海道は道内の農畜産物を域内で消費する「地産地消」を呼び掛ける。同振興局は生産者と消費者が食でつながり、安定的な販路の確保と健全な食習慣を築こうと、地元伊藤牧場と連携して初めて試食会を開いた。

 主役の日本短角種は根室特有の海霧由来ミネラルで育つ牧草を主食にする。3年かけて肥育し、低脂肪でうまみの強い赤肉が特徴だ。煮物の野菜は自社菜園で育てた。米は食味ランキング特Aの「ななつぼし」をメインにブレンドした道産米を採用した。味付けは歯舞漁協が販売する「はぼまい昆布しょうゆ」と地元酒蔵の「清酒・北の勝」など、食材の域内消費にこだわった。

 JA道東あさひ女性部根室支部に所属する駒澤順子さん(45)は「短角和牛の存在を初めて知った。根室の特産品としてPRしたい」と語った。同振興局の大内隆寛局長は「販売価格を抑えることが今後の課題」と語った。

 同牧場は今後、バスツアーなど積み込み弁当を視野に、当面は同市内中心部に配達する。問い合わせはレストランATTOKO。(電)0153(26)2288。

掲載日:2018/12/06(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道