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北見市端野町の「未来ファーム」 ワイン醸造所開設へ

2019.01.30

 北見市端野町で和牛など約1500頭飼育する「未来ファーム」は、自ら栽培したブドウでワインの製造・販売に取り組む。12月中旬には、6次産業化・地産地消法に基づく総合化事業計画の認定を受けた。年明けにはワイン醸造免許を申請。オホーツク管内で初となるワイン醸造所を来年8月に開設する予定だ。

 認定書の交付式は、同市の北海道農政事務所北見地域拠点で開かれた。同事務所の三浦晃地方参事官が、同ファームの中野克巳代表に認定書を交付した。同管内では19件目となる。

 計画の事業名は「オホーツク北見における自社生産ぶどうを用いたワイン製造・販売事業」。「ピノ・ノワール」(赤ワイン)、「ミュラートゥルガウ」(白ワイン)などから、ワインを醸造・販売する。既に2015年からブドウを2.5ヘクタールで栽培している。

 来年収穫したブドウを使い赤白7種類のワインを醸造する予定だ。20年から販売を始め、年間8000本以上を生産する考え。地元の研究機関などと連携して、品質の高いワイン作りを目指す。

 中野代表は「オホーツクの厳しい寒さに打ち勝ったブドウで、おいしいワインを作り、オホーツクの活性化につなげたい」と意欲を示す。ワイナリーでの直売の他、和牛とワインが味わえるファームレストランの開設も検討している。

 三浦地方参事官は「オホーツク初のワインで地域振興につなげ、オホーツクを盛り上げてほしい」と期待を込める。

掲載日:2018/12/28(金) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道