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仕事の魅力 農高生へ 選択肢の一つに 十勝管内の酪農家語る

2019.04.25

十勝管内の若手酪農家グループ「Good酪」は13日、帯広市の帯広農業高校を訪れ、酪農科学科2年生40人と交流した。将来の職業選択の一つとして、一人でも多くの生徒に酪農業界を選んでもらおうと訪問。さまざまな経営形態があることや酪農への思いなどの魅力を伝えた。

「Good酪」には現在、さまざまな経営形態の11農場12人が参加しており、2017年から同校以外に本別町の道立農業大学校、帯広畜産大学で取り組んでいる。

同日は、放牧や6次産業化などテーマ別に8班に分かれ、グループ討論を実施。酪農経営にはさまざまな形態があることや、取り組みの思いなどを話した。昼食時にはメンバーらが製造販売しているヨーグルトやチーズ、アイスクリームを生徒たちと味わった。

新得町の酪農法人で働く同グループの清野晃汰さん(19)は「酪農は良いことも悪いことも人のやり方が直接牛に表れるので達成感を味わえる。どんな職場に行っても楽しむことを忘れないでほしい」と述べた。清野さんは同校出身でこの交流会が契機となって就職した。同校生徒の田村悠斗さんは「授業では聞けない話を聞けて勉強になった。将来は経営の道も考えたい」と述べた。

同グループは、士幌町の山岸牧場でヨーグルトを製造販売する「さくら工房」の北出愛マネージャーが代表を務める。北出さんはこれまでの交流会を振り返り「酪農に関する視野が広がったという感想や、卒業後に酪農関係に就職する生徒も出てきた。手応えを感じている」と述べた。

掲載日:2019/03/20(水) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道