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札幌農業応援してね 「歩む会」が農家と交流 消費者から発信を

2019.05.21

札幌の都市農業を応援しようと活動する「札幌農業と歩む会」は3月下旬、市内で取れた農産物を味わいながら生産者と交流を深めるイベントを開いた。約70人の市民らが参加し、大都市ながら各区で展開されている札幌農業について理解を深めた。

「札幌農業を語り食べる会」と銘打ち、北海道たねの会と札幌国際プラザも共催した。歩む会ではこれまで、市内の農家を区ごとに順次視察する「さっぽろ農業見聞録」を行い、農家との関係づくりを進めてきた。

その視察でつながりができた清田、北、東区の野菜農家、豊平区のきのこ農家、南区のワイン醸造業者らが参加者に紹介された。農家らは営農の実態や抱負などを語り、振る舞った料理の食材についても説明した。

食事後、元札幌市農政部長で、歩む会の三部英二会長は「近くの農家で農作業を体験して、その情報を消費者から市民に発信してほしい。そして市民の農業に関わる度合である“農度”を高めてほしい」と呼び掛けた。たねの会の久田徳二代表も「札幌市は産地と大消費地が隣り合う恵まれた環境にある。両者の強いネットワークを築き、札幌農業を支えていこう」と訴えた。

歩む会は7月下旬、市内中心部のビル屋上で、ミツバチを飼って採蜜に取り組む市民団体の活動を視察する。また、これまで訪れた全区の農家の実態などをまとめたガイドブック作りにも今後、着手するという。

掲載日:2019/04/12(金)  掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道