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風土に適した3品種紹介 新たなブランド発信へ/十勝総合振興局ワインアカデミー

2019.05.21

十勝総合振興局は10日、帯広市で今年度最初のセミナー「ワインアカデミー十勝」を開いた。池田町ブドウ・ブトウ酒研究所の坂本恭祥技術専門指導員が「清見」「清舞」「山幸」について栽培法などを紹介した。同振興局は昨年「ワインアカデミー十勝」を立ち上げセミナーなど行ってきたが、今年も毎月10日にセミナーなどを開く計画だ。

生産者ら関係者約55人が参加した。

同振興局は十勝の気候風土にあった醸造用ブドウの栽培技術を見いだし、十勝のワイナリーでワインを醸造。十勝のさまざまな特産、観光と組み合わせて新たな十勝ブランド発信につなげようとセミナーなどを通じ活動する。

セミナーでは今後、芽が出てからの作業、開花後、収穫期の作業、剪定(せんてい)など主要な作業について園地での実習を行う。共同開催する帯広信用金庫の秋元和夫地域経済振興部長は、この取り組みは醸造用ブドウの生産、醸造、マーケティングという十勝の新しい6次産業化プロジェクトとした上で、「十勝の明るい未来をつくる中長期のプロジェクトに共に腰を据えて頑張りましょう」と述べた。

同振興局の三井真局長は「後半は醸造手法を学びながら、十勝の食材とのペアリングを考えたり最高のワインを目指したい。十勝に醸造用ブドウ作りとワイナリーを定着させたい」と述べた。

掲載日:2019/04/16(火)  掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道