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食と農でつながるニュース

高校生の力作 ずらり

2019.07.10

・旭川農高 花苗即売 300人並ぶ

旭川市内の旭川農業高校は5月上旬、生徒らが手掛けた花苗の即売会を開いた。販売開始前から花苗を求める市民約300人が列をつくった。お目当ての苗を30〜40鉢まとめて買い求める人も多く、生活科学科1〜3年生80人が、一輪車で花苗を運んだり、伝票を書くなど役割分担して対応した。

ハウス内では生徒らが丹精して育てた、色鮮やかなビオラやベゴニアなど花壇苗30種、人気のラベンダーなどの宿根草20種、観葉植物や多肉植物など鉢物10種、合わせて2万鉢が4棟のハウスで咲き誇っている。

同科の生徒が「草花」や「農業と環境」の授業の一環で育てた。3年生の樋口ちひろさんは「火山れき、ピートモス、黒土を配合する土づくり、生育に伴い鉢替えなどして育てた。枯れた葉や花を摘み取り、長期間楽しんでほしい」と話していた。

同校は18日にも鉢花、夏花壇苗の他、野菜苗や加工品などの合同即売会を開く予定にしている。

・大空町東藻琴高 初マルシェ好評

オホーツク管内大空町の東藻琴高校は4月下旬、同校で第1回東高交流マルシェを開いた。2、3年生22人が、同校の生徒らが作ったベーコンやソーセージ類、ブルーベリージャム、三升漬、パウンドケーキ、1年半寝かせた米みそなどを並べ販売した。

開店前から販売コーナーごとに約90人が列をつくるほどの人気。マルシェを盛り上げようと、同町商工会東藻琴支所や乳酪館、Aコープ東もこと店などが共催した。

ハウスや温室の会場では、トマト苗(90円)などの野菜苗、パンジー(50円)などの花壇苗、新種のゼラニウム(400円)などの鉢花も販売した。生徒らは来場者の対応や販売代金の精算に追われていた。初めて訪れたという美幌町の坂田美希さん(39)は、「ハムなどがおいしいと聞いて来た。生徒が作っているので、安心して食べることができる」と話す。

実習で野菜苗などを育て、同校の緑友会長も務める田中あゆみさん(17)は、「2月に種まきし、丹精して栽培した。おいしい野菜やきれいな花壇をつくって楽しんでほしい」と笑顔で話した。同校では、インターネットも含め、12月までに販売会を12回開く予定だ。

掲載日:2019/05/14(火)  掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道