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日曜即売会が20年 安心の地場産 好評 湯治客 農産物に気分もほっこり/釧路市の山花温泉

2016.09.28

釧路市にある山花温泉の即売所が開設から20年を迎えた。毎週日曜日に開いており、釧路市山花地区で菜園を営む浅野昭光さん(85)と妻のタエさん(84)らが出荷する。温泉入浴を楽しむ来場者から、安心できる地物野菜として根強い人気がある。

山花温泉は釧路市が1996年に都市と農村の交流を目的に設立した施設。設立当初に同市が浅野さんら5、6戸の、花苗生産者に野菜などの出荷を依頼して即売会が始まった。今は浅野さん夫妻と、ナガイモを持ち込む大友トシエさん(80)だけになった。

7月24日はホウレンソウやダイコンの他、ゴマの香りがするルッコラなどが格安で並んだ。昭光さんは「いつもならトマトやピーマンなど色物果菜が出回るが、今年は日照不足と低温が重なり収穫は10日ほど遅れ気味」と話す。

即売会は、5月上旬から始まり10月まで開く。ハウス物や露地物など30品目を超える野菜が季節ごとに並ぶ。これからも市民に提供したいと考える昭光さんは「若い人たちに即売所を継いでもらいたい」と話している。

掲載日:2016/08/02(火) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道