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「牛の卵」が人気 素材生かして酪農応援/標津町の菓子店

2016.10.24

根室管内標津町川北地区の滝本菓子舗が製造、販売する菓子「牛の卵」が人気だ。同店は、地区で唯一の菓子店として地元の酪農を応援。「牛の卵」には地場産牛乳のクリームを使い、素材のおいしさにこだわる。発売から12年目を迎え、店の看板商品として定着。道内外から注文が相次ぐ。

「牛の卵」は、店主の滝本勇さん(44)が地元の牛乳を使った菓子を作りたいと考え開発した。発想のヒントになったのは牛の人工授精。母・征子さん(72)によると、親族に酪農家がいたことから、卵子を扱う人工授精に「牛も卵から生まれる」と連想したという。

生地は薄いカステラ風に焼き上げ、中に根室管内のJA標津が販売する「しべつ牛乳」などで作った特製のクリームを入れる。食品添加物などは使わない。

口コミなどで「牛乳を飲まない子どもでも食べられる」と評判になり、関東や関西まで販売が広がっている。

「牛の卵」の他、ココアを加えた「黒牛の卵」、ピスタチオをブレンドした薄緑色の「草原の牛の卵」も開発。3種類の「卵」シリーズとした。1個40グラムでいずれも140円。

問い合わせは滝本菓子舗、(電)0153(85)2213。

掲載日:2016/09/20(火) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道