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新千歳空港でPR 鹿肉、チーズ 計根別の味どうぞ そろいの法被 マスコットも/中標津農高計根別学園

2016.10.24

根室管内中標津町の計根別地区にある中標津農業高校と小中一貫校の町立計根別学園の生徒は13日、同地区の知名度を高めようと新千歳空港内で初めてのPR活動を行った。手作りした鹿肉ジャーキーやJAけねべつが提供したナチュラルチーズなどを無料配布した。

「計根別アピール」と銘打ち、同校食品ビジネス科3人と学園の中学3年生21人が参加した。同校では地域で駆除したエゾシカの肉を有効活用する目的で、4年ほど前から鹿肉ジャーキー作りに取り組み、昨年から地元の催しなどで販売してきた。今回配布した5グラム入りジャーキーは、高校と学園で進める食育学校の中で加工・製造したもので、中学生も体験学習で一緒に作った。

大勢の観光客らが行き来する空港内広場で生徒たちは、「計根別食紀行」と書かれたそろいの黄色い法被を着て、ジャーキーやチーズ、中学生が手作りしたちらしを配り、合わせて鹿肉に関するアンケートも行った。会場には中標津を知ってもらうパネルを展示、また高校マスコットキャラクター「なかのんちゃん」も登場し人気を集めていた。

試食を渡した同科肉加工研究班の比内優望さん(17)は「エゾシカ肉を知らない人も、口にするとおいしいと言ってくれた。もっとエゾシカ肉を広めたい」と意気込んだ。3年生の修学旅行の中に今回のイベントを組み込んだ学園の永谷隆夫校長は「中標津と計根別地区をPRする中で、生徒には故郷の良さを再発見してもらい、地域に貢献できるよう育ってほしい」と期待した。

掲載日:2016/09/15(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道