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学生の職場体験受け入れ 農業理解に一役 就職情報サイト活用/JAしべちゃ

2016.10.24

釧路管内のJAしべちゃは8、9の両日、大学生らを対象に、初めてインターンシップ(就業体験)による職場体験を行った。募集は学生向け就職情報サイトを活用し、道内外から8人が参加した。学生の一人は「JAは現場と近い組織だと分かった」などとして、JAへの理解を深めていた。

JAの人材確保につなげるとともに、生産現場を見てもらい、JAの役割を知ってもらう機会にしようと、インターンシップ制度の導入に踏み切った。

JAは3年ほど前から同サイトを活用していたが、今回初めて大学3年生向けのインターンシップを受け入れた。高校生1人と早稲田大学や慶応義塾大学など道内外の学生ら8人が応募した。

体験は、JAの子会社(株)TACSしべちゃなどで行った。学生らは、乳牛500頭以上を収容するフリーストール牛舎での前搾りを体験した他、子牛の出産場面にも立ち会った。

JAは旅費の一部を助成し、宿泊は無償で提供した。JAの佐々木光彦参事は参加者らに「『組合員のために』という明確な目標があることがJAの強み。やりがいがある仕事だ」と強調した。

学生らは「農業は前近代的なイメージだったが、大型機器の稼働に認識を新たにした」「上意下達の組織と思っていたが、職員や生産者が信頼関係で結ばれていることが分かった」など感想を述べていた。

JAの千葉孝一専務は「JA組織のつながりは組合員だけでない。地域との密接な関係を維持している。しっかりと学んでもらいたい」と話していた。

掲載日:2016/09/13(火) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道