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高校生宿泊受け入れ 釧路根室 酪農家企画 70戸が協力

2016.11.17

釧路と根室管内の酪農家の有志4人は3日、両管内70戸の農家の協力を得て、大阪教育大学付属高校池田校舎(大阪府)の生徒の農村ホームステイを受け入れた。農村ホームステイアドバイザー(株)ノースプロダクション(十勝管内浦幌町)と連携して初めて企画。都市部の高校生にありのままの農村生活を体験してもらった。 

ホームステイで家族同様のだんらんの場を提供し、家畜と触れ合ってもらうことで、都会の子どもと農業者とのつながりを強化するのが狙い。

同校2年生の4クラス164人が、修学旅行で1泊2日の日程で訪れた。同校では、「自分で生きる力」を養うため、家畜との関わりを組み込んだという。釧路管内は鶴居村周辺、根室管内は中標津町と標津町、別海町の酪農家や別海町グリーンツーリズムネットワークなど70戸が協力した。

企画したのは鶴居村の齊藤和弘さん、中標津町の安田正嗣さん、標津町の安達永補さん、別海町の西田尚さんの4人。

両地区ではJAなどが、すでに修学旅行で訪れる子どもたちを学校単位で受け入れる取り組みを行っている。有志らは、今回の実績を踏まえ、都会の子どもたちを農村に呼び込む農村ホームステイ事業で両管内のネットワークをつくっていきたい考えだ。

齊藤さんの牧場を訪れた生徒の梶哲さんは「都会に住む者としてこういう機会があることで物のありがたみを再認識できる」と話していた。

掲載日:2016/10/06(木) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道