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「とまとうどん」開発 特産生かし町をPR オール地場産にこだわり 下川商高

2016.11.17

上川管内下川町の下川商業高校の生徒が開発した「とまとうどん」が好評だ。材料は地元産100%にこだわり、麺は同町産「ハルユタカ」でつくる。同町産トマトのジュースを練り込むことで、トマト風味のうどんに仕上げた。同校では毎年、生徒が2年をかけてうどんを開発。町内外のイベントで販売し、固定客も現れるなど人気を集めている。

同校では、授業の一環で2005年から独自のうどんを販売している。過去にはショウガやユズを入れた商品を開発した。

近年、商品開発では地元産以外の食材を使う傾向にあったが、今年は生徒から「地元産にこだわりたい」との声が出たため、特産のトマトに注目。原料のトマトジュースは町が提供した。

うどんは700袋を製造し、1袋350円で販売する。包装には、町のイメージキャラクター「しもりん」がトマトを手にしているイラストなどを描いた。

生徒は2年生から商品開発を始める。うどんに練り込むものを決め、商品の製造は地元の食品会社に委託。練り込むものの配合割合を研究し、会社に提案する。包装も自らデザインし、販売実習で店頭に立つまでを経験する。

開発に携わった3年生の北出章人さん(18)は「町をアピールするため、特産品を生かしたいと思った」と話す。札幌市で開いた販売会では、生徒が山で採ったフキや、地元のJA北はるかを通じて購入した同町産の農産物なども並べた。北出さんは「販売会は町への恩返し。たくさんの人に町を知ってもらえれば、よりよい町になる」とする。

掲載日:2016/10/17(月) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド1北海道