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生徒らプロデュース オホーツクスイーツお披露目

2016.12.22

オホーツク総合振興局は8日、「高校生・大学生プロデュース! オホーツクスイーツ開発プロジェクト」で開発したスイーツのお披露目会を北見市で開いた。高校生や大学生が地元の菓子店13店と手を組み、開発したケーキや焼き菓子など、アイデアがあふれる19品を発表。スイーツは管内の道の駅などで販売される。

5高校と東京農大 参加

オホーツク産の小麦など農産物を使ったスイーツで地域の魅力を発信し、オホーツクブランドづくりと地域産業の活性化につなげる狙い。昨年は「オホーツク・コンフェクション・プロジェクト」としての36菓子製造事業者が36品を開発。今年は若者の斬新なアイデアと地元菓子製造事業者の技術でスイーツを作った。

プロジェクト参加校は、北見藤女子、網走桂陽、女満別、東藻琴、美幌の5高校と東京農大生物産業学部。会には、生徒や学生、菓子製造事業者、JA、行政の関係者ら約64人が参加した。

東藻琴高校は、栽培するカリンズの実を混ぜた「カップベリー」を発表した。高田涼花さん(18)は「賞味期限の長さや製造の手軽さからカップケーキに決めた。自信を持って勧めたい」と話す。大空町のすがの商店とのコラボ商品として販売する考えだ。

清里町の和洋菓子店「モンブラン」オーナーパティシェの山川信孝さんは、東京農大生のアイデアで、菊芋を使った「キクイモcake」を開発。「新たな発想で体に優しい商品が完成した」と歓迎する。道の駅の関係者は「旅行者のニーズが、メーカーの商品からご当地の商品に変わってきている。地元産の商品開発に期待している」と話す。

同振興局は今後、プロジェクトのパンフレットやシールを作り、積極的に情報発信していく。

地元PRの菓子開発 オホーツク産小麦100%使用 北見藤女子高

北見市の北見藤女子高校調理部の生徒は、地元をPRする菓子「フジッシーニ」を同市のオホーツクベーグルと共同で開発した。原料にはオホーツク産小麦を100%使い、焼き菓子に多く使われている乳製品や卵は一切使わず、アレルギーの人でも食べられるよう工夫。北見塩焼きそば味とくるみバター味の2種類を作り上げた。

8日に同市で開かれた「高校生・大学生プロデュース! オホーツクスイーツ開発プロジェクトお披露目会」に出品した。

同校調理部は今夏、同プロジェクトへの参加が決定し、生徒5人が開発に携わった。イタリア発祥の菓子「グリッシーニ」をベースに開発した。

パッケージには、同校のキャラクター「藤波マリアちゃん」が描かれており、かわいらしく目に留まるデザインとした。

開発に携わった生徒は「すごくおいしい、と思える味にたどりつくまで試行錯誤した」と振り返り、「今後は学校祭などの機会に販売できる商品を作りたい」と意気込む。試食会場では「おいしく、塩焼きそば味が気に入った。ぜひ購入したい」などと好評だった。

オホーツクベーグルは14日の週から、フジッシーニを販売する。同店の倉本ひと恵代表は「生徒たちからたくさんのアイデアが出てきて驚いた。とても勉強になった」と話している。

掲載日:2016/11/11(金) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道