JAグループ北海道

食と農でつながるニュース

Noodle麺 Sweets菓子 Breadパン 地域産食材使い製品開発/中標津農高「NSB no.3」プロジェクト

2016.12.22

根室管内中標津町の中標津農業高校は、ラーメンやスイーツ、パン作りなど、地元食材を利用した製品開発に挑戦している。町産小麦と基幹産業である酪農製品を活用し、食を通して町の活性化につなげる。パウンドケーキは試作中で、シチューパンは年内の販売、地元食材にこだわったラーメンは来年3月までの提供を目指す。

同校で食品製造などを学ぶ食品ビジネス科の農産加工研究班13人は、「NSB no.3で地域活性化」プロジェクトチームを今年4月に立ち上げた。NSBは地元「なか(N)・し(S)・べつ(B)」、no.3は「農(no)・産(3)」をもじった。

NSBは三つのチームも意味する。N(Noodle=麺類)の活動はこだわりラーメンだ。JA中標津が2012年から栽培を始めた小麦「春よ恋」などを麺に使い、地場産の豚などを合わせた「塩豚骨ラーメン」を開発した。地元の飲食店と味を調え、期間限定で町民にお披露目する。

S(Sweets=菓子)の活動は、健康志向のパウンドケーキ作り。マーガリンに替え、生乳から分離した生クリームを生地に練り込む。担当する植垣智世さん(3年)は「試作は順調。店に並ぶことを考えるとワクワクする」と仕上がりを期待する。

B(Bread=パン)の活動は、シチューをパンで包み込むユニークな総菜パン作り。具材は地場産ブロッコリーなどを、パン生地は同町産の小麦を使う。地元菓子店の協力で年内販売を予定する。珍しいパンに挑戦した土井上晴菜さん(3年)は「シチューの包み方に苦労した」と語った。

3チームを指導する同校学年部長の三品歩教諭は生徒らに「取り組んだ成果は地域に還元してほしい」と期待する。

掲載日:2016/11/16(水) 掲載元:日本農業新聞 掲載面:ワイド2北海道