JAグループ北海道

食と農でつながるニュース

サポーターづくり表彰 JAグループ北海道

2020.08.31

JAグループ北海道は、2019年度の「食と農でつながるサポーターづくり優良事例表彰」の最優秀賞にオホーツク管内JA清里町、優秀賞に石狩管内JA道央と空知管内JAびばいを選んだ。JA北海道大会で決議した「食と農でつながるサポーターづくり活動」として、准組合員や地域住民らとの関係強化に取り組んだ活動を評価した。

優良事例を選定・表彰し広く紹介することで、JAグループ北海道の価値向上と情報発信活動の一層の充実につなげる目的だ。18年度から従来の広報誌コンクールの内容を変更し実施する。

JA清里町は地域から信頼され必要とされるJAを目指し、准組合員・町民との関係づくりをしようと「清里町地域農業応援団」を組織した。

JA役職員や町内の准組合員、町民と、JAの理念や役割、JAを取り巻く環境について意見交換。参加者から「町産の小麦を使用したうどんのおいしさをさらに広めてほしい」「JA改革の動きはどうか」などの意見が出た。協同組合に関してJAと准組合員、町民が意見交換する例は全道的に少なく評価された。

JA道央は「DOまんなかクラブ(准組合員の愛称)」を対象に農業の魅力を発信、JA事業への理解を深めてもらうため、農業・農産物に関連する著名タレントを起用し、講演を行った。

来場者にはJAオリジナルブレンド米「う米蔵」のおにぎりなどを配布。会場内外で米・野菜などを直売した他、各事業を紹介したちらしやポスターを掲示し、JAのPRとサポーターづくりに努めた。参加者に農業パートの募集をするなど働くサポーターづくりにも取り組んだ。

JAびばいは「100円朝ごはん」と題し月1度、100円で朝食を提供し、子どもの健康管理とJA農産物のPR、食農教育を行う。朝食を食べず登校する子どもが近年増加傾向で、健康面への影響を心配した美唄中学校と美唄市教育委員会からJAが対応策の相談を受けたことをきっかけに、子どもの健康管理について食を扱うJAとしての支援を模索した。

最優秀賞はJA北海道中央会の総会で表彰する予定だったが、総会がリモート開催になったことから、道中央会の柴田倫宏専務が2日、JA清里町に表彰盾を贈った。

同JAの石井透組合長は「女性部からの要望が地域においての農業・農協を考えるきっかけとなり、少しずつ横展開を進めてきた。その活動が評価され大変うれしい」と話した。今後も組合員、地域住民と活動の輪を広げていく考えだ。

掲載日:2020/ 07/ 01(水) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道