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農業の大切さ実感 弟子屈小児童 地元産業を学ぶ JA摩周

2020.11.17

釧路管内弟子屈町立弟子屈小学校の児童は農家などを訪れて産業の仕組みを学んでいる。畑作や酪農の仕事を教科書や図鑑などで調べる他、校外では作物の育ち方や作業の工夫を聞き取る。ふるさとを思う心を培い、「地産地消」という言葉の意味も身に付けた。

取り組むのは、3年生28人。社会科目の一つ「地元の産業を知る」をテーマに4月から始めた。1年間かけて、地元の産業をテーマに学習。小売店やスーパーに始まり、畑作や酪農の仕事内容を学び、くわやプラウなど昔の道具を集めた展示館を見学する。

その一環として9月下旬、児童は同町屈斜路地区で畑作を営む窪内英和さん(31)の農場を訪れ、でん粉原料用ジャガイモ「紅丸」という希少な品種の掘り起こしに挑戦。軍手と長靴姿で圃場(ほじょう)に入り、野球ボールほどの大きさに育った芋を袋詰めした。

地元の釧路農業改良普及センターとJA摩周湖の職員が児童らの素朴な疑問に答えた。ジャガイモの収穫までの期間や保管場所や、おいしい食べ方など矢継ぎ早の質問に対応した。同校の中村萌子教諭は「土に接し、農業の大変さや大切さを学んでほしい」と語った。

2020/ 10/ 05(月) 日本農業新聞 朝刊 ワイド2北海道