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小さな手に大収穫 サツマイモ圃場で食育 JA伊達市青年部

2020.11.17

【伊達市】胆振管内のJA伊達市青年部は13日、伊達市立東小学校の児童にサツマイモの「食農教育収穫体験」の場を提供した。サツマイモは青年部が試験栽培に取り組んでおり、児童51人が収穫を楽しんだ。

試験栽培のサツマイモは、「ベニアズマ」と「シルクスイート」の2品種。例年より品質も収量も向上し、栽培の拡大を目指している。今後は品種を変えながら、北海道内でのサツマイモの産地化を目標にしている。

同校との収穫体験は昨年から始まり、青年部が試験栽培しているサツマイモを活用できないかとJA担当者が考えた。JA担当者は「食農教育の重要性が注目されている中、JA青年部として地域の教育機関と連携し、子どもたちに食の知識と生きる力を育んでもらいたい」と話す。

収穫体験では、JA職員がサツマイモの紹介や特長、掘り方を説明した後、児童たちは紫色に色づいた「ベニアズマ」の収穫を開始。大きなサツマイモを見て、「すごい、大きい」とにぎわう声が畑に響いた。

1時間ほどで約100平方メートルの圃場(ほじょう)から240キロのサツマイモを収穫した。サツマイモはJAで保管した後、児童たちに配布し、それぞれの家庭で秋の味覚を味わう。

同青年部の坂元博行部長は「食育の一環として児童たちに食の大切さや農業の魅力を感じてもらえるきっかけになった」と話し、児童と一緒に収穫した。

2020/ 10/ 17(土) 日本農業新聞 朝刊 ワイド1北海道