JAグループ北海道

食と農でつながるニュース

インターンシップ JAグループ北海道

2020.12.11

10月29日、インターンシップ(就業体験)を札幌市中央区の北農ビルで開いた。グループ全体でのインターンシップは初めての取り組みで、来年2月まで毎月1回開く。AGRIACTION!HOKKAIDO(アグリアクション北海道)の一環として取り組む。

新型コロナウイルス感染症の影響で全国的にインターンシップの機会が減少し、コロナ禍の影響を受けている企業は採用を抑制する動きもある。大学生などが就職活動に不安を抱いている背景もあり、インターンシップを実施。初回は定員20人に対し、道内外の大学生22人の参加申し込みがあった。定員を上回ったことから、会場を追加して2カ所で開いた。

インターンシップでは、JA北海道中央会の担当者が北海道農業やJAグループ北海道の概要を紹介。石狩管内のJA道央と胆振管内のJAとまこまい広域の職員が、JAの使命や事業内容をそれぞれ説明した。「アグリアクション北海道を大学生にどう伝えるか?」のテーマでグループ討議を行った。

参加した北海学園大学3年生の塚田結衣さんは「JAの業務内容がよく分かり、貴重な体験ができた」と感想を話した。JAの事業内容などを説明したJA道央の西森康之・人事係長は「疑問に感じたことを率直に聞いてもらった。JAで働く場面に興味があるようだった」と好感触だ。

JA道中央会の担当者は「コロナ禍におけるアグリアクション北海道の一環として多くの学生に農業やJAに対する理解を深めてもらい、一人でも多くの働くサポーターを増やしたい」と意気込んでいる。(石狩広域)

・職業観身に付けて よつ葉乳業

10月28、29の両日、北海道札幌視覚支援学校の生徒をインターンシップで受け入れた。今回は同校の依頼で実施。生徒に企業での体験学習を通して勤労観や職業観を身に付けてほしい考えだ。

同校高等部普通科3年生の舛澤瑠花さん(18)が、総務広報グループの業務や社内報の作成補佐、食育授業のカリキュラム制作を体験。29日は、広報の仕事に関する座学や作業を体験した他、同社の食育講座の模擬授業などを報道関係者の前で披露。同社の製品を飾るレイアウトを自身で行い、4種類の牛乳の特徴などを説明した。

舛澤さんは「第1次産業の大切さが知識として身に付いた。就業体験を通じて、身近な食べ物の大切さを肌で感じることができた」と話した。

両者の交流は、同社が視覚障害者支援の一環として北海道マラソン(視覚障害の部)と視覚障害者ランニングボランティア団体に、視覚障害者と伴走者用のビブスを贈ったことなどがきっかけで始まった。(石狩広域)

2020/ 11/ 02(月) 日本農業新聞 朝刊 ワイド2北海道